毎年まいとしいろんな健康グッズが流行ります
少し調べただけでも、乗馬型フィットネス、ボディブレード、加圧トレーニング、耳ツボダイエット、糖質制限、水素水などなど、、
の健康法がワンスクロールじゃ足りないくらいでてきました。
中でも脱パンツ健康法なるものがあり笑いました。
いやはや、本当にいろんな健康法が考案されるのだなと。
その中でも、何年かに一回流行るというか根強い人気があるというか、、そのひとつに磁気グッズがあります
色んな健康法が考案されては消えされては消えて、しかし、この磁気グッズだけは定期的に流行る気がします。流行ってない時期でさえお店で見かけます
だいたいの健康法はブームがさればひっそりと忘れさられるのに、、
例えば加圧トレーニングは今ではあまり耳にしませんし、乗馬型フィットネスや脱パンツ健康法なんてまったく目にもしなくなりました
だから、定期的に見かける磁気グッズって何か効果があるのでは、と思いその効果について調べてみることにしました
調べてみました
調べてみたところ、
磁気治療器は医療機器として政府によって実際に承認されているのです
なので、いわゆる擬似科学とはどうも違うらしい、、
いつから磁石が使われはじめたのかというと約50年ほど前から年代で言うと1970年
今話題になってる大阪版ぱくが初めて開催された年です
どうやら効果としては「血行促進」らしい
どのように磁気が効くのかを調べるとどうも明確な理由はわかってないという所でした
ということで結論、
「なぜ効くのか分かりませんでした」
、、ではこのブログの程をなしていないので
なぜ効くのかを考察してみました!
そもそもどうしたら血行促進できるの
血行促進とはつまり血流がよくなることです
血流を良くするというといろんな方法がありますが、大きく関わっている2つを例に説明します
まず初めに自律神経。
自律神経は、私たちの内臓や代謝、体温また
肌の健康や体全体の調子にも影響を及ぼします
そして、本題である血管と血流は自律神経とふかい関係があります。
交感神経がアクティブな時は血管は収縮します
逆に副交感神経が優位になると血管は拡張します
この切り替えが血流をコントロールしてるのです。
つまり、血流をアップさせるためには、自律神経のバランスが超重要
次に、
血液の流れをよくするのは筋肉です
血液は心臓が流してるのかと思いきや、ノンノンノン筋肉も血液の循環を助けています。
筋肉がポンプのような役割をして血液を押し出す働きがあるからです
そのため筋肉の伸び縮みがうまくいかないと血行不良を招きます。
そう、ここまでで
⚫︎血流には自律神経がかかわる
⚫︎血行を促進するためには筋肉の働きも重要
ということが分かっていただけたと思います
身体(筋肉)はどうやって動くの?
筋肉は電気で動いてます。
というより動くもの全ては電気で動いている。そう言っても過言ではないでしょう
スマホ、テレビ、冷蔵庫、さらには車まで電気化している昨今ですが、はるか昔人間が誕生した当初から電気で動くものの中には人間も含まれています。
例えばコップを手に取ってコーヒーを飲むという一連の動作
この時にも電気が流れてこの動作を完了させます。
具体的にいうと脳のニューロンが電気を発生させ、この情報を神経を通じて筋肉に送ります。
その結果、手の筋肉が収縮しコップをしっかりと握ることができます。
さらに、口の筋肉が働いてコーヒーを飲む動作を可能にします。
このように、私たちの日常のさまざまな動作も、電気信号によってコントロールされているわけです。
電気で身体が動くのは筋肉だけではありません
自律神経も同じで電気で働いています。
電気で体が動かされている仕組み
ここまでで身体は電気で動いていることを説明してきましたが、
ここで少し質問します
電気が流れるってどういうことですか?
そもそも電気ってなんだろう、、
というところなんですが、これ答えられますか?
というのもそもそも電気ってなんなのか、電流が流れるってどういうことなのかが
わからないと非常に理解しずらい部分です。
というわけなので、電気の仕組みをサクッと解説します
ここでのポイントは2つ。原子と電子の働きです
唐突ですが、
人間が作られている最小単位はご存じですか?
細胞?
では細胞を作っているものは何が分かりますか
それは「原子」です。
いいですか、人間の最小単位はタンパク質でもなく、細胞でもなく「原子」なのです
なぜ電気の働きを解説すると言っておいて、唐突に『原子』が出てくるのかというとこの原子が
電気を生み出しているからです。
原子は、原子核と分子に分かれます
もっと細かくすると原子核はプラスの電化を持つ陽子からできており、分子はマイナスの電化を持ちます(以下電子と言います)
↓
原子はプラスの電化とマイナスの電化を持っている
そう、
原子は電化(=電気)を持つのです。
この、マイナスの分子である電子が肝で
電気が流れる=電子が移動することです
電子は、プラスとマイナスの電荷が同じ数だけ存在すると、お互いに引きつけ合いながら安定した状態を保ちます。
しかし、このバランスが崩れることがあります。
マイナスが多かったり、プラスのほうが多かったりする時です
そうなるとプラスはマイナスを欲しがり、反対にマイナスはプラスを求めます
まるでロミオとジュリエット、織姫と彦星のように、、お互いが惹かれあうのですね
プラスは原子である中心核なので余程大きなエネルギーを与えないかぎり動きませんが、原子の周りを回っているマイナスは外側にありしかも小さいので簡単に移動します
このマイナスの移動こそが電気が流れるということです
では私たちに身近な電気を例にして説明します
身近な電気と言えば静電気が思い浮かびます
静電気で有名な現象はあの下敷きで髪をこすって髪を逆立てるやつですね
小学校の時これみんなやっていました
この時下敷きと髪の間ではどういうことが起こってるかというと、
先ほど説明したマイナス分子の移動が起こっているのです
下敷きももちろん原子からできているので、下敷きで髪を摩擦するという刺激により髪にあるマイナスの分子(電子)を放出します
その結果下敷きはマイナスに帯電し、髪の毛はプラスに帯電することになります
そして、
マイナスとプラスはお互いを求めあうのでしたね
つまり髪の毛と下敷きは引っ張り合い髪の毛が髪が逆立つという現象が起こるわけです
ちなみに原子によって帯電のしやすさは違います
これは先ほど説明したようにプラスとマイナスが安定しているほどお互いのことを手放さないため結びつきが強くなるためです
髪の毛を木の板でこすってみてもダンボールで擦ってみても毛が逆立たないのはこのためです
↓
電気とは電子が動くこと
神経が働く仕組み
さて、
電気の仕組みがようやくわかったところでここからようやく身体についての話に戻ります
身体がうごくためには電気が必要なことは先程話した通りで、脳から指令がでて筋肉へと伝えるのでした
具体的な例をあげると例えば野球をするとき、転がってきたボールを目で見て、情報は電気信号として神経を通じて脳に伝わります。脳はその情報を解析し、指示を筋肉に送ることでボールを取る動作が可能になります。
「筋肉の神経細胞へと指令を伝える行為」
これこそが電気、つまり電子の移動となります
この伝えるための原理をもっと細くみていくと
通常、
細胞内はマイナスに、
細胞外はプラスに帯電されています。
普段は細胞内がマイナス細胞外がプラスでバランスが取れているのですが、
脳から指令がくると細胞外から➕の電荷が細胞内へ流れこみます。
これが引き金となり細胞内にたまっていた神経伝達物質が外に向かって突進していきます
電気が身体に流れそれが引き金となり神経伝達物質が運ばれるのです
具体的に体が動く仕組みを見ていくと、
脳から動けと言う指令がくる
↓
細胞内にプラスの電荷が入り電気が流れる
↓
神経細胞の移動
↓
筋肉に伝わり体が動く
めちゃくちゃ単純にざっくり解説するとこんな感じです。
ちなみに、このプラスやマイナスはよく耳にする「電解質」というやつです
イオンと呼ばれたりもしますね
「激しい運動後は水よりもポカリスエットやOS1などの電解質を取ったほうがいい!」
なんて言われますが、
こう言われる理由は汗などで電解質が身体から出ていってしまうからです
つまり例えていうと、
身体が電力不足な状態になるわけです
電池が切れかけるとパワーダウンするように人間の身体もパワーダウンするのですね
だから激しい運動後には、水よりもポカリなどの「電解質」を身体に補給してあげたほうがいいわけです
電力と磁力の関係
とまぁ、ここまで長々と電気と身体について解説してきたわけですが、ここからが本題である磁力が身体にどう関係してくるか、です。
なんの話しだっけ?
と思ったかたとても多いと思います。
知ってますか?このブログの趣旨は「磁力がなぜ身体に影響があるか」なのですよ
ここまで長かったですね
とっとと書けよ。
と思ったかたもいるかも知れません。しかし、電気と身体の関係を書かないととつぜん磁力について書いても理解が追いつかないのですよ
それほど電気と磁力の関係は深いのです
さて、
ここまででお話しした通り体はすべてと言ってもいいくらい電気を使って動いています
で、
どうして磁力と電力が関係しているかですね
勘のいい人はもしかしたら気づいたかも知れません
電気って磁石に似てません?
電気がプラスとマイナスで引きつけ合うように、磁石もまたN極とS極で引きつけ合います
これは勘でもなんでもなくて、本当に電気と磁石はお互い切っても切り離せない関係にあります。
それは、
電流が発生しているところには必ず磁場が発生するからです
そして、この逆も然り。
磁力を発生させると電流も流れるのです
実際にこんな注意書きがあります。
これは磁石健康器のとあるメーカーの注意書きなのですが、
“電気機器と一緒に使用しないでください”
これは磁力によって電気機器が誤作動をおこしてしまうかもしれないからです
まとめると、
電力を使えば磁力が発生するし、磁力もまた電力を生み出すことができるのです
つまり「なぜからだに磁石をはることで影響を受けるのか」の答えは、
「身体の電力がパワーアップしたら、カラダもパワーアップしそうじゃん!」
と想像できます
身体を動かす運動神経、血圧を整えている自律神経これらはすべて電気のちからがあってこそです。
だから磁石によってからだに影響を受けてもけっして不思議じゃないというわけ。
もちろんこれは一説でしかないですが、
ここまで聞くと「なんか磁石って効きそう」だなと思いませんか
解明されるときがくるときが楽しみです
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