大人になってからの悩みベスト5の中に必ずといっていいほど入っているのは、
・美容
・健康
この二つだと思います。
「お肌の悩み」、「髪の悩み」、「疲れが取れない」などなど中々悩みはつきません
今回はこの美容と健康に関わるホルモンである「成長ホルモン」についてお話ししていきます。
大人と子供の成長ホルモン
成長ホルモンは言い換えると
美容と健康にかかわるホルモンです
成長という言葉がついてるので、
幼少期の成長する時期にしかでないホルモンだと考えているひとも多いかもしれませんが、
大人になっても成長ホルモンは分泌されます
成長ホルモンは幼少期から大人になるにつれてその役割が変わってきます
幼少期
成長ホルモンの「成長」という名前の通り、骨や筋肉など各器官を発達させます。この時期に骨を伸ばし身長が大きくなり大人になるための身体を作ります
思春期
性的なホルモンの分泌が活発になります
女性や男性など性を意識する時です
この時期の成長ホルモンは恋愛ホルモンともいえるでしょう
成人期
今回のブログのテーマです
代謝を高めたり、免疫機能を高めたりします。
今回はこの成人期の成長ホルモンの働きを詳しく解説していきます
成長ホルモンの役割
成長ホルモンはカラダを修復して、
美容と健康のために活躍してくれます
一日働いてへとへとに疲れても、次の日にまた元気に活動できるのは
この成長ホルモンがあるおかげです
主に成長ホルモンの役割として
- 代謝の高める
- 筋肉をつくる(筋肉を活性化する)
- 皮膚がうるおう
- 脂肪を分解する
という働きがあります。
そう、カラダの内側から私達のカラダを作ってくれているのですね
これが成長ホルモンは「美容と健康のホルモン」と言われる由縁です
閑話ですが、
スポーツ選手がドーピングで使用して問題になることも多い成長ホルモン
禁止されていても、今だにドーピング問題が多いのはそれだけ成長ホルモンの作用が強いということです
ちまたでも成長ホルモン療法や成長ホルモンのサプリなどあるようですが、
副作用の危険性が高いので安易に手をださないようにお気をつけください
成長ホルモンと年齢
成長ホルモンは年齢を重ねていくにつれて徐々に下がってきます。
20代で徹夜が余裕でできたのに、
だんだんと疲れが残るようになり
徹夜で仕事したり、
オールナイトで遊んだりと
ムリができなくなるのは、成長ホルモンが減っていくからなのですね
成長ホルモンは、思春期にピークを迎え
そこから10年ごとに16%ずつ減っていくといわれています
成長ホルモンを活性化させる基本の3つ
年齢とともに減っていってしまうホルモンですが、成長ホルモンを活性化させる方法もちゃんとあります。
これから、成長ホルモンの分泌が高まる方法3選をご紹介します
・空腹の時間をつくる
成長ホルモンは空腹時に多くつくられます。
あれ?って思いませんか
成長というんだから、食べ物から成長ホルモンが作られそうな感じがしますよね
それが違うんです
空腹のときはカラダが飢餓状態になっているため、
脂肪を使ってエネルギーを補給しなければなりません
成長ホルモンの作用のひとつ「脂肪を分解する」作用が働くのですね
そのため、空腹時に成長ホルモンが分泌されます。
「食事は腹八分目に押さえましょう」という言葉にはきちんと理由があるのですね
そして、メタボリックには要注意。
俗に言うメタボになるとカラダは常に満たされている状態になり、
お腹はすいても、「カラダ自体は飢餓を感じていない」という状態になります。
そうなると成長ホルモンが分泌されずらくなります
成長ホルモンをきちんと分泌させるために余分な脂肪はつけすぎないように注意です
・運動をする
運動にはマラソンやウォーキングなどの無酸素運動と、
筋トレなどの無酸素運動がありますが、
無酸素運動時に特に多くの成長ホルモンがでます。
筋トレなどのトレーニングでは、筋肉をつくらなくてはなりません
筋肉はタンパク質の合成が必要不可欠
そのため、タンパク質合成のために代謝を高めます
タンパク質は筋肉や肌、そして髪をつくる「元」となる重要な物質です
タンパク質合成のため成長ホルモンの分泌が高まります
筋トレをしている方がしていない方より若々しく感じるのは、
この成長ホルモンの効果といえるでしょう
・深い睡眠をとる
睡眠時に成長ホルモンが活性化することは有名なお話で
知っている方も多いのではないでしょうか
寝ている間は体に栄養がない状態になります
そのためカラダに貯めてある
ブドウ糖(グルコース)や中性脂肪を分解し脳や臓器、
全身の細胞にエネルギーを届けます
エネルギーがとどけられた組織はたまった疲れをとったり、
傷んだ細胞を修復したりします
起きたときの活動再開に向けてカラダをリセット&修復するのですね
私達が寝てると元気になるのはこの成長ホルモンのおかげなのです
寝不足だとお肌の調子がわるかったり、
うまく頭が働かなかったりするのは
成長ホルモンがカラダ修復をし終わる前に起きてしまうからなのです。
特に年齢を重ねていくと成長ホルモンの分泌が減るぶんしっかりと睡眠をとり体の修復に努めましょう
睡眠のゴールデンタイム!?
成長ホルモンの分泌が活性化するのは
眠りが深くなるときです
以前は睡眠のゴールデンタイムは22時~午前2時の間とされていましたが
現在ではこの説は否定されています。
しかし、だからといって何時に寝てもokというわけではなさそうで…
人体には体内時計が備わっており、
成長ホルモンにもそれにともなったリズムがあります
体内時計は日中は活動状態になり、夜間は休息状態になります
なので、
「朝8時に寝てぐっすりよく寝た〜!」
とはならないのでそこは注意が必要です
成長ホルモンをしっかり出すためには少なくとも夜の暗いうちに寝るようにしましょう。
まとめ
成長ホルモンは私達の美容や健康にかかせないものになります
そしてこれはマッサージにも生かすことができます!
睡眠の質をマッサージを受けることで高めることができ、
美肌効果やダイエット効果が得られることになります
特に仕事終わりなど、日中の活動を終えてからマッサージを受けることで
より深い睡眠を得ることができるでしょう
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