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セラピストの独立や副業のやり方【初心者】

初めて独立するときってまず何をやればいいのかわからない。
 
わたしが独立したてのときは、「開業届?なにそれ?」みたいな状態で事務的なことは全部後回し、施術道具もどこで揃えたらいいかわからないしでてんてこまいでした。
 
セラピストとして独立したけど開業届けを出してなかったり、 そもそも副業だから開業届って必要なの?って迷っていたり、税金のことや施術道具の揃え方だったり、始めたばかりのときってわからないことだらけ。
 
なので、独立したての時に分からなかったことや、やっておいた方がいいことなどセラピストの独立や副業でつまづきやすいポイントをまとめてみました。

副業、フリーランス、開業どれにする?

出張セラピー

お客様の滞在しているホテルなどに出向くスタイル。
 
この出張セラピーの注意点は住所がないことです。
 
住所がないと広告するのがむずがしくなります。
 
例えば、ミニモやホットペッパーなどは住所の登録が必須となっています。
 
なので、まず初めにレンタルサロンで住所を貸してくれる所やバーチャルオフィスなどで住所登録できるところを見つけておくと安心かもしれませんね。
 
ミニモに問い合わせをしたら以下の返答がありました
出張形態のセラピーの掲載は不可のようですね。
たまに出張可と書いてあるサロンもあるので、店舗を構えていればいいのかもしれませんがどうなのでしょうか。

シェアサロンで施術する

出張じゃなくシェアサロンで活動をする場合まずは、場所を決めることです。

シェアスペースを探すならまずはまとまって掲載されているポータルサイトから探すのが便利です。

こちらにまとめてあるので、よかったら参考にしてみてください

・インスタベース

・スペースマーケット

レンタルサロンには結構個性がありますので、立地のほか自由に使える設備は何があるのかなども探すポイントになります。

そして、

これは少し裏技なんですがポータルサイトに掲載されているサロンは大体のサロンが独自のサイトを持っていることが多いです。

もし気に入ったサロンがあったらスペース名をグーグルから検索してみましょう

ポータルサロン経由で予約するよりも安く借りれる可能性が高いです。

レンタルサロンで営業を開始する場合でも広告するためには住所の登録は必要です。
出張セラピー同様、住所登録できる場所は探しておいた方がいいですよ

独立専業でやる

自分でお店を持ってサロンをオープンしようと考えている方はサロン探しからです。
 
立地や内装をしっかり確認することはもちろんですが、それ以外にも契約時に聞いておいた方がいいことやチェックポイントは、
 

エアコンの掃除は終わっているか?

エアコンの状態は聞いておきたいポイントです。
 
・エアコンはどれくらい使用していたものなのか
 
・エアコンクリーニングは専門業者に依頼してもらえるのか
 
は確認しておいた方がいいポイントです。
 
一回部屋を借りてしまったらエアコンの清掃代は大体の場合自分で持つことになります。
 
エアコンクリーニング代は結構バカになりません。
 
清掃がおこなわれていなかった場合は費用負担してもらえるケースも多いので、してもらうように言いましょう。
 
工事が始まる予定はないか?
オープンして早々に工事がはじまってしまうと集客やリピート率に影響が出ることになります。
 
部屋を一度契約してしまうとすぐに解約することはできません。なのでこれも確認しておきたいポイントです。

セラピストとして活動していくにもいろんなスタイルがあります。
それぞれの営業スタイルについてあとで困ったことにならないように事前に確認や手続きをしておきましょう。

開業届を出す

開業届は開業するところ(登録住所)がある場所の税務署で出すことになります。
 
開業届はフリーランスで始める場合や副業で始める場合であっても開業届けはだしておいた方がいいことが多いです。
 
開業届自体を知らなかったり、フリーランスだからと開業届けを出さないといざと言う時にメリットを受けられないことがあります。
 
まず開業届けを出すメリットは、
 
・青色申告で節税できる
・事業者支援制度を受けられる
 
事業者支援は税金に関するメリットだけじゃありません。
開業届けがあるといざというとき国や地方自治体からの支援を受けやすくなります。
 
特に今回のコロナかで開業届けをだしてなくて、給付金がもらえなかったという方も多かったそうです。
 
今後何があるか分かりませんので開業届けはだしておいた方がいいですよ。
 

開業届を出さなくてもいい場合

セラピストを副業として考えている場合でも年間の収入が少ない場合は出さなくても大丈夫です。

例えば知り合いや友達を月に数回施術をするだけという場合開業届を出す必要はありません。

稼ぎを大きくする予定がない場合や継続予定がない場合は開業届は必要がないといえますね。

青色申告と白色申告ってなに

白色申告

白色申告は収支の内訳を書いて税務署に提出することです。
 
白色申告のメリットは、書類作成が簡単なところ。
 
売上と経費をまとめておけばいいだけなので、記入をするのが簡単、書類を作る手間が少なくてすみます。
 
税金面のメリットは少ないので、ある程度売上を立てる予定があれば青色申告の方がお得です。

青色申告

青色申告は複式簿記や簡易簿記の方法で記帳した書類を提出する方法です。
 
白色申告と比べて簿記の知識が少し必要なのと提出する書類を作るのが少し手間がかかります。
 
青色申告のメリットは特別控除があるところ、最大65万円の控除が受けられます。
 
できるだけ税金は低く抑えておきたいところ。
 
売上を上げるのも大事ですが、税金を低く抑えるのも稼ぎのためには重要な要素となってきます。

施術道具をそろえる

タオルやオイル、お客様の着替えなどを揃えるのには専用の商材サイトがあります。

メジャーな所は

・ビューティガレージ

・セブンビューティ

などですかね。

基本的にはサイトで注文することがほとんどですが、どちらもショールームがあるので現物を見て選ぶことができます

これは個人的な感想になるかもしれませんが、セブンビューティの方が若干高くその分ビューティガレージよりも質がいいイメージがあります(特にタオル)

ブランケットやベッドシートなどは施術ベッドと大きさが合うか事前に測っておいた方がおすすめ、サイズが足りないと買いなおしになる可能性も。

例え小額でも余計な出費は抑えたいもの、現物を見ずに注文したり、サイズを測らず適当に注文してしまうと後で後悔してしまう原因にもなります。

施術道具は下調べをしっかりしてから書いましょう。

さいごに

セラピストといっても働き方は多様です。
 
出張でやるのか、レンタルサロンでやるのか、独立してお店をかまえるのかなど働き方によってやることが変わってきます。
 
税金や開業届けのことなど正直めんどくさく感じてしまい気が進まないのですが、いつ税務署がくるかわかりませんし、いつまた緊急事態宣言がでるかわかりません。
 
そのときになって、給付金が受けとれなかったり、税務を適当にやっていたせいで銀行を凍結されてしまってもおかしくありません。
 
事前準備は手続きも多く、調べても情報が多すぎてなにをやったらいいか分からないことが結構あります。
 
今回の記事は実際に私が体験してはじめに知っておきたかったな、ということを中心にまとめましたので参考になれば幸いです。
リメディアルセラピー協会のJARTでは、基礎的な解剖学を深く、
そして施術に使えるということを目的として運営しております。
 
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