- 年齢別の基礎代謝の変化
- 代謝を上げる
- 筋肉を増やして基礎代謝up
- 体温があがることと基礎代謝を上げることの何が関係あるの
- カラダの部位別消費カロリー
基礎代謝とは、「一日横になったままの状態で必要エネルギー量」のことを言います。
基礎代謝は年齢でどう変わっていくのでしょうか
女性と男性でそれぞれ比較してみました。
体重50kg 身長158cm(女性)の場合
(※計算方法ハリスベネディクト方式、9.274×体重kg+3.098×身長cm−4.33×年齢+447.593)
10代、1,330kcal
20代 1,313kcal
30代 1,269kacl
40代 1,226kcal
50代 1,182kcal
60代 1,139kcal
と徐々に基礎代謝は下がって行きます。
10代から20代まで基礎代謝の変化は20kcalとあまり変化はありませんが、
20代から30代と基礎代謝は年代別に平均45kcal落ちていっています。
体重70kg 身長170cm (男性)の場合
(※計算方法ハリスベネディクト方式、13.397×体重kg+4.799×身長cm−5.677×年齢+88.362)
10代 1,724kcal
20代 1,701kcal
30代 1,645kcal
40代 1,588kcal
50代 1,531kcal
60代 1,474kcal
10代から20代まではやはり女性と同じく20kcalほどの変化しかありませんが、20代から30代と年代別に平均55kcal基礎代謝が落ちていっています。
このように、年代別に基礎代謝は徐々に下がっていきます。
ここで、先ほどの基礎代謝の計算のお話をもう一度します。
計算式は数字を抜かすと
”体重”+身長−年齢です。
基礎代謝を上げるために筋肉をつけるといいと言う意識を持っているひとは多いと思いますが、厳密に言うとこれは違います。
基礎代謝の大まかな計算方法は体重+身長−年齢です。
つまり体重が高ければ高いほど基礎代謝は上がっていきます。
なので、脂肪が増えても筋肉が増えても基礎代謝は上がります。
でも脂肪を増やして基礎代謝を上げたいひとはいませんよね
一般的に代謝を上げたいというのは脂肪をつけずに基礎代謝を上げたいということです。
そこで、筋肉の出番です。
単純に筋肉量を増やすと基礎代謝が上がるのは理解できると思いますが、筋肉をつけることでもっと大切なことは体温を上げるということです。
筋肉の働きといえば力を使う運動です。たとえば物を持ち上げたり、走ったりする運動をイメージしやすいと思います。しかし、それよりもっと大切な働きが「カラダの熱を作る」ということです。
この熱を作るということが代謝upに深く関わってきます。
筋肉が熱を生み出す仕組みはエネルギー代謝と深く関わります。
だからこそ、基礎代謝を高めるために必要なのが筋肉というわけです。
体温が1度上がると、基礎代謝が13%もupすると言われています。
1,226kcalのひとの基礎代謝が1,390kcalになるというこです。
先に上げた例体重50kg 身長158cm(女性)の場合だと、基礎代謝量が10代になります。
ここまでで基礎代謝を上げる上で筋肉がいかに重要か分かっていた
最後に、
そして施術に使えるということを目的として運営しております。