正月太りの原因は?
お正月の食べ物といえばお蕎麦やおせち、
そこで怖いのが「正月太り」ですよね
ではなぜお正月が太りやすくなってしまうのでしょうか
まずお正月に太る原因のひとつが食べ物にあります。
例えばおせちは太らなそうなイメージですが、じつは糖質が高い食べ物です
他にもお正月の料理は糖質が多くカロリーが高いものが多くそのためエネルギーを取りすぎてしまうことに…
取りすぎてしまったエネルギーは脂肪になるだけでなく、 糖質をとりすぎると脂肪がつきやすくなるホルモン分泌が多くなります。
さらにお正月の時期は寒いので脂肪を溜め込みやすくなるのも太る原因 のひとつ
寒いのでお正月は暖かいお部屋でのんびりと過ごすパターンが多いで すよね
それにお店もお休みの所が多く一日中お部屋でゴロゴロしている方も多い のではないでしょうか
寒いから脂肪を溜め込みやすくなっているのにプラスして動かないことでカロリーが消費されないというダブルパンチ
このように脂肪がつきやすくなるのがお正月というわけです
脂肪ってそもそもなんのためにあるの? −脂肪の正体−
私たちがよく脂肪というものは、 白色脂肪細胞のことを指しています
この白色脂肪細胞は食事をしたときにエネルギーとして使いきれな い脂質や糖をたくわえる働きがあります
脂肪細胞はエネルギーを取り込むと肥大化して膨らみます。しかし肥大化できる大きさは決まっていて、それ以 上膨らみきれなくなると細胞の数を増やします
※今までは脂肪細胞は成人になると増えないというのが通説でしたが 、 最近の研究で成人になっても細胞は増えるということが分かりまし た
脂肪細胞はどのくらいで増加する?
脂肪細胞は体積の2.2倍までの増加できません
そのため、それ以上になると脂肪細胞が増加するといわれています
例えば体重64キロで体脂肪率が20%の人の場合は脂肪は12. 8kgとなり、12.8kg×2.2= 28kgとなり脂肪は28kgまでしか重くなれません
そのためそれ以上になると脂肪細胞が増加するという計算になりま す
脂肪細胞の働き
・エネルギーの貯蔵と供給
脂肪細胞は身体のエネルギーが足りなくなったときに全身にエネルギーを
脂肪細胞はエネルギーを放出すると、
・体温を保つ
脂肪は例えると保温瓶のような役割があります。
・内臓の位置を保つ
お腹を中心に貯蓄する脂肪です。内臓脂肪といわれているものですね
お腹ポッコリの原因となる脂肪なので、悪者のように言われていますが、内臓の位置を保つための大事な機能を担っています
お腹ポッコリの原因となる脂肪なので、悪者のように言われていますが、内臓の位置を保つための大事な機能を担っています
よく胃下垂の人は太らないというウワサがありますが痩せているひとが胃下垂なのは、 内臓を支えるための脂肪が足りないからといわれています。胃下垂だから太らないというわけではないんですね
・炎症を押さえる
これはちょっと以外かもと思われるひともいるかもしれませんが、 糖尿病や動脈硬化など慢性炎症を抑制する役割があります
(しかし、 脂肪細胞が肥大化するとまったく逆の働きになってしまうことも…
詳細は以下です↓↓)
このように脂肪細胞はなくてはならない大切な働きをしています
しかし、世の中では「脂肪は悪だ」というような風潮がありますが、
それはなぜなのでしょうか?
脂肪の慢性炎症、脂肪が不良化するメカニズム
脂肪細胞は身体にとって必要なものですが、 脂肪細胞が巨大化すると身体に悪事を働く「不良細胞」 に変化します
これが脂肪が悪者と言われる原因です
・高血圧
細胞が働くためには血液が必要ですが、 脂肪細胞が大きくなりすぎたり脂肪細胞そのものの数が増えてしまうことで血液が余分に必要な状態になります
その結果血液が過剰に集まった状態、つまり高血圧になってしまいます
・悪玉菌がうまれる
脂肪細胞が肥大化すると悪玉菌を産み出します
この悪玉菌は免疫系の炎症を引き起こし、 糖尿病の発生原因となったり動脈硬化の発症につながります。
またこの悪玉菌は肝臓の代謝機能に影響を及ぼすことが分かっており 、 皮下脂肪よりも内臓脂肪に特に強い影響がでることが知られていま す
脂肪細胞それ自体は身体に必要な存在ですが、脂肪が過剰になってしまうことで正常な働きだけじゃなく悪事も働くようになってしまうんですね
痩せる脂肪細胞?褐色脂肪細胞の存在
いままではエネルギーを貯蔵する白色脂肪細胞脂についてお話してきましたが、脂肪細胞にはじつは痩せる脂肪細胞があるのです
それが「褐色脂肪細胞」の存在。
この細胞は脂肪細胞なのに脂肪を燃やす働きをしてくれるんです
褐色脂肪細胞は熱生産量が多く筋肉より脂肪燃焼効果が高くダイエットに悩んでいる人にとって嬉しい細胞です
そしてこの褐色脂肪細胞、 寒いときによく働く細胞なのでこのお正月太りをリセットするのに バッチリ!
寒さで体温が下がったときに脂肪を燃焼させてくれます
褐色脂肪細胞を活性化して正月太りをリセット
褐色脂肪細胞は年齢とともに減少していき、30代で約50%、40代で約30%まで下がると言われています
じゃあ褐色脂肪細胞を増やせばいいのか! と思われるかもしれませんが、残念なことに褐色脂肪細胞は増やす ことはできません
しかし落胆しなくても大丈夫
褐色脂肪細胞を活性化させてあげればいいのです
褐色脂肪細胞は活性化させることでエネルギーの消費量が増えると 言われています
お正月太り解消!褐色脂肪細胞を活性化おすすめマッサージ
褐色脂肪細胞が多く存在する場所があります。それは、
・肩甲骨
・首周辺
・脊椎周辺
・脇の下
に多く集中しています
なので施術部位は肩甲骨や首など上半身背面をやってあげるのがお すすめです
特に現代人に多い「スマホ首」になっているひとや「肩こり」に悩まされて いるひとはこの褐色脂肪細胞の働きが弱くなっていることが考えら れます
凝りもとれて痩せるなんてまさに一石二鳥ですね
痩身でも実際に肩甲骨まわりの施術を取り入れたところお客様から 「すっごい痩せた」との声をいただいたとか
まるで安い広告のようですが、実際に聞いた本当の話しです。
お正月すぎは痩せたいという需要が高まっている時期、 ぜひ肩甲骨まわりなどのマッサージを提案してあげてくださいね
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