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マッサージスクールのメリットとデメリット本格技術習得のための最適な選択肢は?

スクールに通う必要はない

答えはYESです

スクールには特に通う必要はありません。スクールを運営している当協会がそう言い切ってしまうのはどうなのかと思いますし、こんなことを言うのははっきり言ってマイナスでしかありません

しかし、迷っているならやめた方がいいと言うのが本音です

なぜ通う必要がないといい切るのか、迷っているうちは後悔する可能性が高いからです

スクールは、自己成長や技術の向上を手助けする場所であり、学ぶことを絞りこむためにも目標が重要になってきます。

何となく通ったほうがよさそうだから、というあやふやな気持ちで学ぶ方もいますが、

文系が理系を学んでもチンプンカンプンなのと同じで人には向き不向きがあります

向いてないスキルを何となくでで選ぶと結局伸びずに後悔します

自分には何が足りないのかどの技術が弱いのか、何のスキルに興味を持っているのかを見極めることが大切です

もちろん何となくでも通うことで、思わぬいい結果をもたらすことがあるかもしれませんし、何かしらの学びはあるでしょう

しかし、

スクールはお金がかかります。しかも安い料金ではありません

だからこそ、目的ややりたいことが決まってからスクールに入る方がずっと経済的で、自分の身になるのです

「学ぶ能力」というのは目的があってやる気もあるときに一番に発揮されます

知識や技術というものは、学ぶ能力が高まってからこそ初めて身に付くものなのです

逆にいうと、

1興味や関心がある

2どのような技術やスキルを身に付けたいのかがはっきりしている

と言う方はスクールに入ってガッツリ学ぶべきです。

技術力や知識が向上することで、確実に指名や仕事に直結します

スクールでは、専門の講師から正しい手技や解剖学的な知識を学びながら、実際の施術経験を積むことができます。

これはユーチューブやSNSでの表面的なテクニックでは得られません

技術力や知識が高まることで得られるのは、お客様の信頼です

信頼が得られることで指名につながり、儲けもアップするでしょう

スクールというのはまさに「知識とスキルの魔法学校」

自分が知らない知識、ネットには落ちていない知識が学べるのはもちろんのこと、

「普通は2年で得られるものが3ヶ月で得られたりすること」それがスクールに通う利点でもあります。短期間に一気に学ぶことで成長スピードは早まります

まわりと差をつけること、そしてそれを継続すること。それがそのまま稼ぎとなって表れます

ですからスクールに入るべきか否かは、自分自身の目標や状況に合わせた選択をするのがいいでしょう。

目的があいまいであるなら一旦保留という選択をすべきですし、もし目的や目標が決まっているのであれば一気に成長できるでしょう

ちなみに、大人になってから学ぶってすごいことだと思います。普通は日々の生活に忙しくて新しいことの学習なんてしてるひま正直ありません。だからこそ時間をつくってコツコツ学んでいる大人は全員すごいですし、100%成功します。本気で。

単発セミナー

その技術だけを学びたいということであれば、単発のセミナーはとても有用です

しかし、身体の仕組みから本格的に技術を習得したい場合は体系的に学ぶことができるスクールの方が有用ですし、結果的にお得です。

というのも、経験上単発セミナーにちょこちょこでているだけだと技術迷子になってしまって、結局スクールに入るというパターンのかたが多いからです。

単発のセミナーの場合ポイントでしかやりませんから結局本質までにいたらず実際の施術にいかせなかったりということもあります。そのせいでまたさらに他のセミナーに行くことになったりして結果的にスクールに通うより費用がかかってたということも少なくありません

ピンポイントでできるのが単発セミナーのいいところ。しっかり体系的に学ぶ必要があるなという場合はスクールで、というふうにわけて考えるのがいいでしょう

マッサージ技術の真髄、オンライン学習の限界とは

もしマッサージの本格的な技術を動画などで独学で身につけることは、正直なところ厳しいと言わざるを得ません

なぜなら、ユーチューブなどの動画で学んでも、自分が正確に実践できているかを確認することができないからです

 

その理由は2つあります

 

まず一つめは、関節の場所や筋肉など、皮膚の下にあるものは目に見えないため、正確な位置を把握することが難しいという点です。動画で見ただけではなかなか分かりませんし、実際に触れて確認することが重要です。

そして二つ目の理由は、

マッサージにおいて触れる感覚や身体へのアプローチが非常に重要であるという点です。
セラピーを行う際には、身体に触れることで得られる感覚や反応を直感的に理解する必要があります。このような技術的な要素は、実際に実践することで初めて習得できるものです。

これは江戸時代の話しですが、目が見えない人が中心となってマッサージ師として活躍していた時代があります

この時代において、マッサージの技術を全盲の人が活躍する背景には、いくつかの理由が考えられます。

まず、全盲の人は視覚に頼らず、直感や触覚を駆使して身体にアプローチする能力が高いことがあげられます。皮膚の表面だけではなく、筋肉や関節の深層にまで的確に感じることができるため、マッサージの手技を磨く上で有利な要素となりました。

それだけに、私たちも実際に身体に触れることで初めて理解できる「技術」には、対面の指導や実習が欠かせないのです。

もちろん、解剖学などの座学的な知識や施術のヒントは、動画やオンラインの教材で学ぶことはできます。

しかし、本格的な技術の習得にはオフラインの実践が必要不可欠です。現場で直接学ぶことによって、より実践的なスキルを身につけることができるでしょう。

以上のように、知識をつけたりマッサージのヒントを得るのが目的であればオンラインなどの独学で学ぶことも選択肢の一つですが、本格的なマッサージの技術を学ぶ際には、動画やオンラインの教材だけでなく、対面の指導や実習を受けることが重要です。

実際に手を動かして学ぶことで、より確かなスキルを身につけることができるのです。

全盲の人が活躍していた背景

全盲の方がマッサージ師として活躍していた時代には、その背景にはいくつかの要因があります。全盲の方がマッサージ師としての能力を発揮することができた理由を詳しく見てみましょう。

当時の日本では、マッサージ按摩は医療や健康法として重要視されていました。古代中国から伝わった医術の一環として、マッサージ按摩は古くから存在していました。そして、日本でも奈良時代以前からマッサージが導入され、律令制の下で典薬寮という医術を担当する部署には、按摩博士や按摩生などの役職が設けられていました。

当初、盲人を登用するという考えはなかったようです。典薬寮においては晴眼者がマッサージ師として務めていました。しかし、中世になるとマッサージの需要が衰え、江戸時代に再び盛り上がりを見せるまでの間、マッサージの技術はほとんど失われていました。

江戸時代になると、中心となったのは盲人の杉山検校という人物です。彼はマッサージ按摩の技術を独自に研究し、杉山流として知られる按摩術を確立しました。杉山検校の弟子たちも盲人であり、彼らが杉山流の按摩術を全国に広めることとなりました。

セラピスト悩みトップ3、セラピーの課題克服術

セラピストとして働く上で、実際に直面する困難は数多く存在します。その中でも、特に以下の3つの課題が初めに立ちはだかることが多いです

1.身体の悩みを改善するための手技が不足していること

2.クライアントの状態を正確に見立てる触診ができない

3.体の仕組みについての知識が十分でないこと

当スクールJARTリメディアルセラピーへの入学希望者で特に多い悩みがこの3つになります。

そしてこれらの課題は、実践の場でセラピストが最初に直面する壁となるでしょう。実際のセラピストたちが抱える悩みも、ほとんどがこれらに該当するのではないかと思います。

タイ古式マッサージや指圧などさまざまな種類のセラピストが存在しますが、

リラクゼーションサロンやアロマセラピーなどで働くセラピストも同じような悩みを抱えています。

決められた手順にただ従ってセラピーを行うだけでは、単なる作業になってしまい、面白みを感じないのだそう。さらに、単調な作業ではお客様からの指名を得ることも難しいでしょう

セラピストとして働く以上、お客様の身体を楽にし悩みを解消できる能力を持つことはどんなセラピストも共通の目標なのです

そして指名が増えることで収入も向上するというサロンも多いです。また、セラピストの最大の魅力は副業としてもいかせるいうこと、これはまぁまぁ強いスキルだと思っていて、働き方の選択肢が増えるということは大きなアドバンテージになります

これらの課題を克服し、よゆうを持って施術に取り組むことができるようになれば、お客様の悩みに効果的に対処できるようになります。そのため、スクール選びの際には、これらの問題に対応できるカリキュラムやトレーニングを提供しているスクールを選ぶことが重要です。

スクールにはさまざまな特色があります。

手技に長けているが、体の仕組みについて学ぶ機会が少ない場所や、理論は学べるが実践に弱い場所などがあります。

そのため、魅力を感じるスクールや学びたい内容があっても、軽率に選ぶのではなく、内容をしっかり確認することが重要です。

自身の目標や学びたい内容に合わせて、スクールの内容を入念に確認するのがいいでしょう